【3980円以上送料無料】もの狂いの人々　古典文学に見る異形のヒロイン／小林とし子／著

著者小林とし子(著)出版社花鳥社発売日2021年07月ISBN9784909832443ページ数405Pキーワードものぐるいのひとびとこてんぶんがくにみる モノグルイノヒトビトコテンブンガクニミル こばやし としこ コバヤシ トシコ9784909832443内容紹介人間のもの狂いを描いているのが物語なのだ。『竹取物語』に始まり、『源氏物語』、などの数々の作品を究極のかたちで継承したのが世阿弥の能の世界だった。さらに能作品はもの狂いの果てにあるものまで私たちに見せてくれる。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序 もの思いからもの狂い、そしてさすらいへ/1 『源氏物語』六条御息所論—もの狂いの原点として/2 『源氏物語』末摘花論—異形の女神/3 『源氏物語』花散里論—乙姫の宿世を生きる/4 『とはずがたり』後深草院二条論—さすらいの母/5 もの狂い考—能の“もの狂いの女”/6 世阿弥レポート1〜6/7 その後の世阿弥—もの狂いの果てにあるもの/あとがき—古代的なるものを探して