12歳までに知っておきたい語彙力図鑑 [ 齋藤 孝 ]

＜p＞「すごいと思った」「すごく面白かった」「ヤバい」「神」……。＜/p＞ ＜p＞いまの小学生たちは、たったの数ワードで感情を表現しがちですが、それに問題意識を抱いている親世代は少なくありません。＜/p＞ ＜p＞また、年齢を重ね、さまざまな経験をするようになると、過度に単純化された表現では十分な意思疎通
・自己表現ができず、人間関係はもちろん、勉強や仕事をするうえで支障が生じるようになります。＜/p＞ ＜p＞本書では、「感情を表現する言葉」に焦点を絞って語彙をあつめて分類。＜/p＞ ＜p＞齋藤先生のわかりやすい解説とイラストで、「こういうときはこんな表現が使えるんだ！」と楽しく自然と語彙力が身につく1冊です。＜/p＞ ＜p＞【目次】＜br /＞ STEP1　感情基礎語　言いかえ力アップ＜br /＞ 　ーーこんな時はどんな言葉を使ったらいい?!　自分の気持ちを表現できる言葉を身に着けよう＜br /＞
・うれしい（有頂天、会心、感激、嬉々、欣喜雀躍、ご機嫌、痛快、浮かれる、小躍りする）＜br /＞
・楽しい（謳歌、期待、堪能、痛快、満喫、気晴らし、エンターテイメント）＜br /＞
・面白い（関心、興奮、滑稽、ひょうきん、夢中、ユーモラス、おかしい）＜br /＞
・明るい（快活、外向、陽気、楽観的、オープン、竹を割ったような、ほがらか）＜br /＞
・悲しい（哀愁、悲痛、センチメンタル、哀れ、うなだれる、切ない、胸がいたむ、やりきれない）＜br /＞
・寂しい／辛い／つまらない／だるい／苦しい／おかしい／おしい／かっこいい／清々しい／かわいい／おいしい／ガクガク／ルンルン／わくわく／エモい　など＜/p＞ ＜p＞STEP2　状況説明力を鍛える＜br /＞ 　ーー日常のよくある状況を、いろんな語彙を使って説明してみよう！＜br /＞
・臥薪嘗胆／画竜点睛を欠く＜br /＞
・憤懣やるかたなし＜br /＞
・断腸の思い＜br /＞
・腸が煮えくり返る＜br /＞
・一網打尽　など＜/p＞ ＜p＞STEP3　ポジティブ変換でコミュニケーション力アップ＜br /＞ 　ーーその言い方、友達を傷つけてるかも?!　友達ともっと仲良くなれる「伝え方」を身に着けよう＜br /＞
・汚い部屋を見て……「うわっ！　汚い！」→「自由な部屋だね！」＜br /＞
・初めて食べた料理が変わった味だった！……「まずい！！」→「初めて食べる味！」＜br /＞
・友達が変わった洋服を着てきた！……「ださい、変だよ」→「個性的だね」＜br /＞
・ノートの字が下手！……「字が下手だね」→「勢いのある字だね」　など＜/p＞ ＜p＞STEP4　観察眼を磨く「目の付け所」探しトレーニング＜br /＞ 　ーー感想が単調になってしまう1つの要因は「ものの見方が平板で、目の付け所が見つけられない」こと。＜br /＞ 名画や写真を例に、どのようなところに注目すればよいかを学ぼう＜br /＞
・世界や日本の名画＜br /＞
・絶景、名所、景勝地＜br /＞
・史跡、遺跡　など＜/p＞ ＜p＞STEP5　大人も知らない?!　文豪たちの日本語＜br /＞ 　ーー知っていると一目置かれる！　美しい日本語表現と教養を身に着けよう＜br /＞
・白髪三千丈＜br /＞
・比翼連理＜br /＞
・寝穢い＜br /＞
・春蛙秋蝉　など＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

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