[書籍] 新説始皇帝学【10,000円以上送料無料】(シンセツシコウテイガク)

＜p＞本書は、近年の出土史料から『史記』の記述をどのように補正できるのかに挑戦したものです。＜/p＞ ＜p＞司馬遷の記述は、秦の時代の史料に忠実に書かれている部分もあれば、出土史料と矛盾し、＜br /＞ 修正しなければならない伝説部分も見られるのです。＜br /＞ 出土簡牘(かんとく)に始皇帝の年代の史料が出てくれば、＜br /＞ 該当する『史記』の基本史料と照合しながら、事実を補正できます。＜/p＞ ＜p＞その補正部分が本書でいう新説です。その補正作業は出土史料が激増しつつある現在では、＜br /＞ 絶え間なく続くものであり、それがまた始皇帝研究の面白さであろうと考えています。＜br /＞ あえていうならば、現在の私たちは『史記』の記述よりも始皇帝の時代の真実に近づいています。＜/p＞ ＜p＞鶴間和幸＜/p＞ ＜p＞(本書「はじめに」より抜粋)＜/p＞ ＜p＞【目次】＜br /＞ 序章＜br /＞ 始皇帝研究を知るための予備知識＜br /＞ 出土史料、始皇帝年表＜br /＞ コラム:定説がくつがえされた文帝陵＜/p＞ ＜p＞第1章＜br /＞ 変わりゆく始皇帝像＜/p＞ ＜p＞始皇帝の名前、秦王即位時の権力構造、始皇帝陵造営の開始時期、＜br /＞ ??の乱と始皇帝、始皇帝と皇太后、禁書坑儒の実態、遺詔をめぐる異説…など＜/p＞ ＜p＞第2章＜br /＞ 秦という国の実像＜/p＞ ＜p＞秦と西方の関わり、秦と外国人、出土史料が伝える六国統一、占領地の疫病対策、＜br /＞ 金人十二体が持つ意味、出土史料が伝える秦の戦争、秦と殉死…など＜/p＞ ＜p＞第3章＜br /＞ 始皇帝に関わる者たち＜/p＞ ＜p＞昌平君、昌文君、李斯、王騎、李信、王氏一族、蒙家一族、六国の王…など＜br /＞ 始皇帝関連人物小事典＜br /＞ "＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

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