【3980円以上送料無料】さすらい姫考　日本古典からたどる女の漂泊／小林とし子／著

著者小林とし子(著)出版社笠間書院発売日2006年01月ISBN9784305703132ページ数303，3Pキーワードさすらいひめこうにほんこてんからたどるおんなの サスライヒメコウニホンコテンカラタドルオンナノ こばやし としこ コバヤシ トシコ9784305703132内容紹介かつては一族の神すなわち〈ヒメ〉として氏族共同体の中心にいた女性が、平安〜中世に男系社会へ取り込まれて行く流れを、各物語を分析しながらとらえていく。『鉢かづき』『しんとく丸』『をぐり』『源氏』『更級』他。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1 ヒメのさすらい—家を継承する女神（御伽草子『鉢かづき』—鉢かづき 婿取りから嫁取りへ/説経『まつら長者』—さよ姫 女系復活）/2 乙姫のさすらい—連帯に生きる女神（説経『しんとく丸』—乙姫 消える乙姫/説経『をぐり』—照手姫 玉の輿に乗る女）/3 ヒメになるまでのさすらい—父に見捨てられた娘（『源氏物語』1—玉鬘 父系をめざして/『源氏物語』2—浮舟 さすらいの女系集団）/4 さすらう女君をみつめて—父系
・母系を超える娘（『更級日記』—菅原孝標女 “さすらい”の究極）