[本/雑誌]/庭のかたちが生まれるとき 庭園の詩学と庭師の知恵/山内朋樹/著

＜p＞徹底的に庭を見よ！＜br /＞ 作庭現場のフィールドワークから、庭の造形を考え、庭師の生態を観察し、庭のなりたちを記述していく、新感覚の庭園論がここに誕生！＜/p＞ ＜p＞庭師であり美学者でもあるというユニークなバックグラウンドを持つ注目の研究者
・山内朋樹の待望の初単著。＜br /＞ 「紀伊國屋じんぶん大賞2024」第6位！＜/p＞ ＜p＞庭を見るとき、わたしたちはなにを見ているのか？＜br /＞ 庭をつくるとき、庭師たちはなにをしているのか？＜br /＞ そもそも、庭のかたちはなぜこうなっているのか？＜/p＞ ＜p＞本書は庭師であり美学研究者でもある山内朋樹が、京都福知山の観音寺を訪ね、その大聖院庭園作庭工事のフィールドワークをもとに、庭のつくられ方を記録した「令和
・作庭記」である。＜/p＞ ＜p＞庭について、石組について、植栽について、空間について、流れについて、部分と全体について……＜br /＞ 制作のプロセスを徹底的に観察するとともに、その造形（かたち
・構造）の論理を分析し、「制作されるもの」と「制作するもの」の間に起きていることを思考する。ミクロの視点で時間軸を引き伸ばしながら、かたちが生まれるその瞬間を丹念に解読していく、他に類を見ない新しい「制作論」。本書を読んだ後、これまで見ていた庭や木々、石、そして景色そのものの見え方が変わって見えるだろう。＜/p＞ ＜p＞-----------------------------------------------------------------------------＜br /＞ 千葉雅也氏（哲学者
・作家）推薦！＜br /＞ 庭の見方をガラリと変えてくれる画期的な庭園論であり、すごく応用の利く本だと思う。「ひとつ石を置き、もうひとつをどう置くか」というのは、絵画の話でもあるし、音楽でも料理でも、会話術でもビジネス術でもあるからだ。＜br /＞ -----------------------------------------------------------------------------＜/p＞画面が切り替わりますので、しばらくお待ち下さい。

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