善徳女王の真実 [ キムヨンヒ ]

著者キムヨンヒ(著) クォンヨンス(訳)出版社キネマ旬報社発売日2012年01月ISBN9784873763880ページ数247Pキーワードそんどくじよおうのしんじつぜんとくじよおうの ソンドクジヨオウノシンジツゼントクジヨオウノ きむ よんひ くおん よんす キム ヨンヒ クオン ヨンス9784873763880内容紹介新羅第27代善徳女王は朝鮮史上初の女王であり、仏教を取り入れた治世や、人材育成と登用の妙で三国統一の礎を築いたことなど、評価されるべき功績は少なくない。だが、これまでの新羅史研究は、もっぱら金春秋と金〓（ゆ）信という英雄にスポットライトが当てられ、善徳女王の偉業を矮小化してきた向きがある。本書は正史とされる『三国史記』および『三国遺事』と、筆写本『花郎世紀』を中心に据え、現在もなお民衆の心に残る母のような女王の真実の姿と、自由奔放な新羅の社会を浮き彫りにし、既成史観をくつがえした刮目の書である。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次女王の誕生/新羅最高のファム
・ファタール、美室/誰を王にすべきか/日本の国宝彫刻の部
・第一号と香りのない牡丹の花の秘密/善徳女王はなぜ幾人もの夫を迎えたのか/金〓（ゆ）信、金春秋と血盟を結ぶ/試練を乗り越え、女王の座に就く/片思いの火鬼、志鬼/国じゅうを仏心で満たす/善徳女王の予知力と金春秋の危機/天の岩戸に隠れる/〓（とう）利天の女神、三国を統一する