【3980円以上送料無料】感じるスコラ哲学　存在と神を味わった中世／山内志朗／著

著者山内志朗(著)出版社慶應義塾大学出版会発売日2016年05月ISBN9784766423198ページ数188Pキーワードかんじるすこらてつがくそんざいとかみお カンジルスコラテツガクソンザイトカミオ やまうち しろう ヤマウチ シロウ9784766423198内容紹介十字架のキリスト、聖女の法悦、修道士のワイン中世哲学における「感じること」に注目し、中世とは何だったのかを知る刺激的な入門書▼キリスト教を背景とした、キリスト教の内部の思想である「中世哲学＝スコラ哲学」を、「感覚」の次元でとらえる。▼ワインの生産、肉食やパン食の普及など、市民生活に根差した文化や習慣の観点からスコラ哲学を考察することで、西洋中世の生き生きとした側面を明らかにする。▼中世であれ現代であれ、東洋であれ西洋であれ、すべてのひとに共通する普遍性の次元である「五感」。味覚、触覚などの身近な感覚をとおして、「感じる」スコラ哲学をかんがえる、画期的な中世哲学入門書。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1 中世の五感（中世における「感じる」こと/霊的感覚と味覚/ワインの中の中世神学/神に酔う神学）/2 ハビトゥスから神秘主義へ（ハビトゥスの形而上学/享受の神学的背景/神秘主義という感覚）