トレーニング 教材 DVD 動きの文法 胴体トレーニング〜可動域を極限まで広げる方法〜

あなたは「胴体トレーニング」をご存知ですか? 胴体トレーニングは、身体運動研究家の棗田（なつめだ）三奈子先生が造った造語です。 棗田先生は、師である、武道家の故
・伊藤昇（いとうのぼる）氏から「身体運動法」に感銘を受けて、道場に通い続けました。 武道、ヨガなどに精通した伊藤氏は、「動きのプロフェッショナル」と言われていました。 人間本来の動きやすいカラダを手に入れるため、多くのトップアスリートや、 歌舞伎役者の方が、彼のもとでトレーニングを学んできました。 その伊藤氏のノウハウにさらなる改良を重ねて完成したメソッド。 それが「胴体トレーニング」です。 このトレーニングは、キツい筋トレや痛いストレッチをすることなく、簡単な体操を行うことで、 カラダを動かす気持ち良さを感じながら、可動域をグンと広げることができるのです。 可動域とは、肩や股関節などの「動く範囲」のこと。 この範囲が広い人と狭い人では、どちらがカラダを自由自在に動かせるかは すぐにイメージできると思います。 そう、「可動域の広い人=カラダのよく動く人」のことなのです。 投げる、打つ、走る、蹴る、振る、飛ぶ…。 スポーツのあらゆる「動作の質」が、可動域の広さで決まります。 メディア上でプロスポーツ選手の可動域の広さが話題になるのは、 彼らのパフォーマンスの高さを示すためでもあるのです。 なぜ、胴体トレーニングが体の可動域を広げ、パフォーマンスを向上させるのか? その理由は「2つ」あります。 一つ目が、カラダの歪みを整えることで、本来のバランスの良いカラダに変わること。 胴体トレーニングは、骨格を意識しながら、骨盤、肋骨、肩甲骨などをくり返し動かすため、 カラダの歪みを整え、人間本来のバランスの良いカラダにする効果があります。 二つ目が、人間の手先
・足先を動かしている根幹は、胴体であるということ。 「手足からパワーを出したい」、「カラダを速く動かしたい」というとき、 その基盤である「胴体」が上手く使えないと、手足に力を伝えられません。 胴体が上手く使えた上で手足が動くのと、そうでない動きでは、 一見すると同じ動きに見えますが、発揮される力には雲泥の差があります。 胴体の効率的な動かし方を覚え、上手く使いこなすことで、 手足などの運動能力を最大限に引きだすのが、胴体トレーニングなのです。 胴体トレーニングで覚える胴体の動きは、「たった3つ」しかありません。 「丸める / 反る」 「伸ばす / 縮める」 「ねじる」 あらゆるスポーツの動作は、これら3つの動きがベースになっています。 この3つの動作をマスターすれば、可動域を広げられるだけでなく、 カラダの使い方そのものが変わり、スポーツパフォーマンスを向上できるのです。 ■出演者について 棗田三奈子(なつめだみなこ)プロフィール 身体運動研究家 10代後半よりジャズダンス
・バレエを始め、カラダが上手く使えず故障したのを機に、1988年より身体運動法を武道家
・故伊藤昇に師事。 武道の動きをもとに身体表現の基となる動きの質を14年間にわたって学ぶ。 2002年より骨格、神経、免疫学を株式会社ビュウスの岡本皐蓉氏に師事。 1993年より青山倶楽部等のスポーツクラブ
・ダンススタジオなどで、胴体トレーニングの指導を開始し、1997年に「大棗(たいそう)の会」を設立、主宰。 一般の方はもとより俳優、ダンサー、スポーツ選手、武道家、トレーナー、整体師、ヨガ、ピラティスの指導者など動きのプロへの指導も行い、高い評価を受けている。 【著書】 棗田式 胴体トレーニング(ベストセラーズ)