【3980円以上送料無料】結核がつくる物語　感染と読者の近代／北川扶生子／著

著者北川扶生子(著)出版社岩波書店発売日2021年01月ISBN9784000614481ページ数201，6Pキーワードけつかくがつくるものがたりかんせんとどくしや ケツカクガツクルモノガタリカンセントドクシヤ きたがわ ふきこ キタガワ フキコ9784000614481内容紹介近代最大の感染症、結核は「治療法のない死病」として恐れられてきた。思想統制から戦争に向かう厳しい時代のなかで、患者たちは何を思い、どんな言葉を残したのか。彼らの言葉から何を学ぶことができるのか。結核が国や文化や文学に与えた影響とともに、患者たち個人の療養環境を捉え直し、患者の営みの意味を考える。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 患者って誰のこと？/第1章 病気になるのは誰のせい？—国家と結核/第2章 空気が変わるとき—文化と結核/第3章 患者は特別なひと？—文学と結核/第4章 病むわたしの日常を綴る—書くことと結核/第5章 確かな情報はどこに？—患者とメディア/第6章 「病いはわたしを鍛える」—患者と修養/第7章 発信する、つながる、笑う—患者交流欄のしくみとはたらき/終章 わたしたちのからだは誰のものか